=LOVE(イコールラブ)連載 私服でぽん! 8人目 佐竹のん乃
PHOTO=堀内亮 HAIR&MAKE=オサレカンパニー
INTERVIEW=斉藤貴志
新曲の発売が決まった=LOVEの秋の私服グラビア連載。8人目のメンバーは佐竹のん乃です。大人っぽいいで立ちで、靴だけカジュアルなスニーカーではずすという、オシャレテクニックを見せてくれました。
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曲がったメガネとかバレンタインチョコとか
思い出の品をずっと取っておいちゃいます
――前回は自粛中にハマったアイドルの話をしてくれましたが、その後も誰か見つけましたか?
「もう解散しているんですけど、HAPPY♡ANNIVERSARYというグループの楽曲が本当に良くて! 歌詞も曲調もめっちゃイイと思って調べたら、全部メンバーさんが作詞と作曲をしていたんです。『神曲です』とツイートしたら元メンバーのご本人から『嬉しいです』というリプが来て、沸きました(笑)」。
――解散してから知ったんですか?
「そうなんです。妹が対バンライブで観ていて教えてくれたんですけど、私もライブを観たかった……。『再結成して!』って気持ちになっています」。
――それから、YouTubeチャンネルの佐々木舞香さんのラジオに諸橋沙夏さんがゲストで出た回で、沙夏さんが落として曲がったメガネを、のん乃さんが「それちょうだい」と言った話が出てました。どうしようとしたんですか(笑)?
「沙夏が『もう捨てる』と言うから、普通に『もったいない』と思って。沙夏が長年使っていたメガネですよ? 『絶対欲しくない? 大切に取っておきたくない?』って、譲ってもらいました。宝物ボックスに入れる感じで、いまだにちゃんと持ってます(笑)」。
――曲がったメガネを掛けはしないんでしょうけど。
「1回掛けました(笑)。鏡の前で『あっ、いいな』みたいな。あと、(野口)衣織が毎年バレンタインに、アンパンマンチョコをメンバーに配る風習があるんですよ。私は去年、今年といまだに食べずに取ってあります(笑)」。
――冷蔵庫に入れて?
「いや、冷蔵庫にも入れず、チョコが入ったまま、インテリアみたいに飾ってます(笑)。賞味期限は切れてますけど、もったいなくて。私、思い出の品をずっと取っておいちゃうんです。メンバーと映画館に行ったときの半券とか、海に行ったときに拾った貝殻とか」。
――子どもの頃からずっと、そういうのを取ってあるんですか?
「イコラブ(=LOVE)に入ってからです。でも、実家にも授業中にこっそり回していた手紙とか、旅行で引いたおみくじとか、捨てられなくて取ってあります。いつか供養しないと(笑)」。
――YouTubeチャンネルの「滑舌王」の企画では、のん乃さんの滑舌が良かったですね。
「意外といけました。小学5年生の頃、かきくけこの“き”が言えなくて、国語の授業で1人ずつ詩を読むときに、自分のところに“き”がめっちゃ出てきたんです。『風のささやき、川のせせらぎ』みたいな。それで『ヤバい! 明日の朗読ができない』って、ネットで“き”の活舌の直し方をめっちゃ調べたんです。そしたら、1日で直りました」。
――猛練習をしたんですか?
「ベロの位置をどこにして言う……というのをやっていたら、言えるようになりました。それでも、そんなに滑舌は良くないと思いますけど、そのYouTubeのときは自分的に読みやすかったみたいです」。
――今回は“感動することに意味がある”というテーマで話をうかがってますが、最近の感動体験は何かありますか?
「これも衣織の話になっちゃいますけど、LINEをしていて『おいしいエクレアを買ったんだ』と言われて、『いいなー。良かったね』と送ったんですね。自分で食べたくて買ったのかと思っていたら、衣織と会ったとき、そのエクレアを『のん乃のために買ったんだよ』って渡してくれたんです! もう嬉しすぎて、何枚も写真を撮って、食べるときもゆっくり30分以上かけました(笑)。今まで私が衣織にプレゼントをあげることが多かったので、人からもらう感動を味わいました」。
――エクレアの包み紙も取っておいたんですか?
「それをやろうとしたら、衣織に『やめて』と言われたので、やめました(笑)。あと今日、この服を家から着てきたら、(同じ日に撮影で)待ち合わせた駅の改札から出て来た沙夏がまったく同じ服を着ていたんですよ!」。
――色味が同じとかではなくて?
「買った場所も一緒の本当に同じ服でした。打ち合わせも何もしてなかったのに。沙夏は撮影では別の服を着てましたけど、2人でおそろコーデみたいになって、めっちゃ嬉しかったです。人生でこんな偶然ないじゃないですか。それくらい深いところで繋がっているのかと思ったら、感動でした」。
アイドルに自分のコメントを読まれて
嬉しくてオタクの初心に返りました
――音楽で感動することはありますか?
「はい、あります。この前、最初の推しで今も推しの桜野羽咲ちゃんがLINEライブをやっていたんですね。その時間に観にいくと、羽咲ちゃんはその頃に歌配信もしていて、めちゃめちゃ上手かったのに、さらにライブで越えてくるのがすごくて。思い切って違う名前で『早くうーちゃんに会いたいよ』とコメントしたら、それを読んでくれて『私も会いたいよ』と言われたんです」。
――羽咲さんはのん乃さんだとわかっていたんですか?
「わかってないですけど、自分のコメントを読まれたことに、すごく感動してしまって。いつも衣織とかメンバーの配信に、佐竹のん乃と違う変な名前でコメントしても、流れてしまって、なかなか読まれないんです。だから、久しぶりにアイドルに自分が書いたコメントを読まれたのが嬉しくて、『そういえばオタクはこういう気持ちだった』と思い出して、初心に返りました」。
――羽咲さんものん乃さんがアイドルを目指す原点だったんですよね。
「そうです。歌声とかオーラとかビビッと来て、初めてチェキを撮ったり握手をするために、現場に行きました。群馬から東京に行くだけですごくお金をはたきましたけど、それでも行きたいと初めて思ったのがうーちゃんで、思い入れはいまだにすごくあります」。
――自分もアイドルになってから、直接会ったことも?
「うーちゃんがまだ妄キャリ(妄想キャリブレーション)で活動していたときに、TIFとかで会えて、『アイドルになって良かった』と思いました(笑)。うーちゃんも私がオタクだったことは気づいていたみたいです」。
――人に何かしてもらって感動したことは?
「いつも沙夏や衣織や(山本)杏奈は、こっちから何も言わなくても気に掛けて心配してくれて、『イコラブで良かった』とすごく思います。逆に、自分に相談してくれると嬉しくなります。なーたん(齊藤なぎさ)がふとしたときに悩みごとを話してくれて、『そういう関係になれたんだ』という感動がありました。私なんかに相談してもらって、『自分がこのグループにいる意味があるのかな』って」。
――なぎささんに特に頼られているんですか?
「たぶん他のみんなにも相談していると思うし、なーたんだけでなく、12人が全員、メンバーの誰とでもちゃんと話せる。全体がそういう感じなのが、いいなと思います」。
――のん乃さんが誰かに相談することも?
「ありますね。特に沙夏は最初の頃から一緒にいる時間が長かったので、ライブのことでも普通に悩んでいることでも、何でも話します。でもメンバーみんなが今までの人生で会ったことのない大切な存在になっています」。
――では、どこかの景色に感動したことはありますか?
「パリの『JAPAN EXPO』でのライブにみんなで行ったとき、エッフェル塔とか凱旋門とか海外の街並みを見て『本当にあるんだ』と思いました。いつもテレビの画面で観ていて、行ってみたいけど一生行けないと思っていた場所だったので。ずーっと写真を撮って、『オーッ!』と心が叫んでました(笑)」。
――もともとパリに憧れがあったり?
「ありました。去年の冬に実家に帰ったとき、小学生の頃に書いた『10年後の自分へ』みたいな手紙が届いていて、それに『パリに行きたい』と書いてあったんです。『夢が叶っていた!』と感動しました」。
――自分では書いたことを覚えてなくて?
「『フランスに行きたい』と言っていたのは覚えてます。昔からプリンセスが好きで、海外のお城が憧れで、その代表といったらパリだと思っていたので、ずっと行きたかったんです。今めっちゃ行きたいのが、シンデレラ城のモチーフになったお城があって……」。
――ドイツのノイシュバンシュタイン城ですかね。
「そうです。そこに行きたくて。群馬のロックハート城には行ったことがありますけど(笑)、いつか絶対、海外の本物のお城巡りをしたいです」。
佐竹のん乃(さたけ・のんの)
生年月日:1998年11月6日(21歳)
出身地:群馬県
血液型:A型
佐竹のん乃 個人Twitter
【CHECK IT】
2017年4月に指原莉乃がプロデュースするアイドルグループとして結成された=LOVEのメンバー。レギュラー番組「今こそ知りたい!めざせ!プログラミングスター」(BS日テレ/土曜10:30~)、ラジオ「イコラジ“RADIO=LOVE”」(文化放送 超!A&G+/土曜26:00~)が放送中。また、毎月「=PRESS」(弊社刊)を発売中! 7thシングル「CAMEO」が発売中。10月24日(土)=LOVE ≠MEスペシャルコンサート 「24girls 2020」を開催!
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