=LOVE(イコールラブ)連載 私服でぽん! 9人目 瀧脇笙古
PHOTO=堀内亮 HAIR&MAKE=オサレカンパニー
INTERVIEW=斉藤貴志
=LOVEメンバーのファッションセンスが垣間見える秋の私服グラビア連載。9人目の瀧脇笙古はいつになくガーリーに登場。シャツが野口衣織、ワンピースが音嶋莉沙からもらったもので「自分なら買わない服で気持ちも変わりました」とのこと。
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体を動かしたくなるので夕方に走ったり
集合場所までひと駅分歩いたりしてます
――夏はいっぱい冷やし中華を食べたんですか?
「夏というか、春の『冷やし中華はじめました』の頃から食べていました(笑)」。
――どれくらいのペースで?
「おうちで作る用のは3食分入っているじゃないですか。どのタイミングで食べるか、毎回悩みました(笑)。だいたい1週間で全部食べようと思っていて、多いと週3になりますけど、『さすがに昨日も食べたからな』という日もあって」。
――そういう冷やし中華でも、調理でひと工夫を加えるんですか?
「基本的にごまダレが好きで、あとは麺があれば、それだけでもいいです。具にトマトでも入っていれば、さらに嬉しいですけど」。
――そういえば、トマトとシソを自宅で育てているそうですね。
「種を植えるところから始めて、シソはお水をあげているだけで、モサモサ生えてきます。トマトはこの前つぼみを見つけて、ちょっとテンション上がりました。この記事が公開される頃には、いっぱい採れているはずです」。
――料理人としては、食材から育てようと?
「もともと野菜とかを育てるのは好きでした。去年、生誕委員の方にひまわりの種をプレゼントでいただいたんですけど、ちょっとだけ発芽して、すぐ枯らしてしまって。『今年こそは』ということでSHOWROOMで種を植えて、ついでにトマトとシソも……という感じでした」。
――ひまわりも順調に開花したようで。
「枯れちゃったのもありますけど、間引いたほうが上手くいきました」。
――マラソンのほうでは、暑い夏場も走っていたんですか?
「ライブがなかったりすると、体をすごく動かしたくなるので、日焼けしないように夕方から走ったり、長い距離を歩いたりしていました。お仕事の集合時間の1時間前に、ひと駅分歩くとか。いつまた大会に出ることになってもいいようにしています」。
――こういうご時世でも、日ごろから鍛錬は怠らずに。
「家にいて座っているだけでも、体を捻ったりしたくなっちゃいます。だから時間があれば、ストレッチとかやっていました」。
――今回は“感動することに意味がある”をテーマに話をうかがってますが、イコラブ(=LOVE)に入ってから、感動したことはいろいろありましたか?
「嬉しいことはいっぱいありました。高校を卒業したとき、SHOWROOMで実は転校していたことも話して、すごく気持ちが入ったり。前の学校を辞めたとき、友だちと離れるのが寂しかったのを思い出しながら、『やっと卒業したよ』と報告できたのも嬉しくて、感動の涙を流しました」。
――それまで転校したことは伏せていて。
「いつ言うか、タイミングに悩みました。高校の出来事を話すときに面倒くさいし、謎に隠していても意味がわからないので(笑)、卒業を機に3月31日にお話ししました」。
――前の高校は受験で頑張って入ったんでしたっけ?
「背伸びして、そこの学校を受けるか、ランクを1個下げるかで、めちゃめちゃ迷った末に入れたので、転校するときは本当に悩みました。でも、イコラブに入った以上は仕事になるので、両立は難しいから仕方ない。それで、高1で転校することにしました」。
――イコラブの他のメンバーを見ていて感動したことはないですか?
「さなつん(諸橋沙夏)がずっと『ソロで歌いたい』と言っていて、ツイッターにも書いていて、本当にソロ曲ができたときは『良かったね』って感動しました。他のみんなも泣いていました」。
――沙夏さんが歌に関して努力していたのも見ていて?
「歌が本当に好きなのは、常に伝わってきました。楽屋とかでもずっと歌っているんですよ。私たちもそれを聴いてまったりできる、いい感じのBGMになっていて(笑)。まだ生であまり披露してないので、これからライブでもバックステージでいっぱい聴きたいです」。
――「My Voice Is For You」の曲自体もいいですよね。
「そうなんです。アイドルの曲は普通、学校や青春の世界ですけど、この曲には“揺れる通勤電車”というワードがあって『大人だな』と思いました」。
――笙古さんはソロで歌いたいとか、ないんですか?
「みんなで歌う曲の中で、ちょっとずつソロパートが増えて、嬉しいお知らせができたらいいなと」。
――ダンスももともと経験なかったんですよね?
「最初は本当に苦労しました」。
――ダンスはゼロから相当頑張ってきたんでしょうね。
「最初は本当に頑張りました。踊れない以前に振りを覚えられなかったんです。踊れなければ練習すればいいけど、覚えられないまま、どんどん進んでいっちゃうから、全然踊れるようになれなくて。だから、付いていくのが大変でした。振り入れの日はめちゃめちゃ緊張したし、家に帰ってから朝まで練習しました」。
――寝る時間を削って?
「5時くらいに寝て、学校があるから7時に起きて……みたいなときもありました」。
――そういう積み重ねでスキルが向上したんでしょうけど、どこかでダンスに開眼した感覚もありました?
「『ここで上手くなれた』というのはないですけど、だんだん振り覚えが早くなってきたのは実感できました。振りのパターンで『これはあのダンスに似ている』ということもあって。でも、今も振り入れの日は覚えられるか不安です。あらかじめ振り動画を送ってくれたときは、前日にめちゃめちゃ練習しますけど、送られてこないと『大丈夫かな……』って本当に焦ります」。
――とはいえ、半日あれば1曲覚えられるようになったのでは?
「そうですね。何とかみんなに追い付けているとは思います。でも、振りは覚えても表現力までは行かないので、もっと高めていきます」。
ダンスが全然できなくて焦っていたとき
「大丈夫?」のひと言だけで泣きました
――映画や本や音楽で感動したことは?
「そういうのはあまりないですけど、謎にYouTubeのサプライズ動画を観て、一緒に泣いたりはしています。『お誕生日おめでとう!』とか、お手紙で『育ててくれてありがとう』とか読むシーンを観ると、知らない人でも感動します(笑)。あと、BGMにやられます。お手紙を読んでいるときにオルゴールとか流れると、気持ちを持っていかれて」。
――DeNAでも何でも、スポーツを観ていて感動したことはありますか?
「この試合で……とかはないですけど、乙坂選手がプロ初打席で初ホームランを打った動画は『すごいな』って感動しました。野球の裏側は知らなくても、イコラブに入ってプロの世界で『ここまでやらないとこれはできないんだ』というのはわかったので」。
――どこかの景色に感動したりは?
「テレビの企画で赤岳にみんなで登ったとき、頂上から富士山が見えて『日本一の山だ!』というのはありました。途中で脱落しかけたメンバーもいた中で、全員で登れて本当に良かったし、天気も晴れました」。
――持ってるグループは天候も味方するみたいです。
「イコラブはグループとして晴れ女だと言われています」。
――地元の神奈川にも良い景色は多いのでは?
「横浜は夕焼けのほうが気持ちが乗ります。あと、去年の夏にソレイユの丘に行ったときは、展望台から見たひまわり畑がめっちゃきれいで、同じような写真を何枚も撮りました」。
――人に何かしてもらって感動したことはあります?
「やさしくされて泣くことはあります。たとえば、学校に行っていて振りを全然覚えられてないまま、通しになっちゃって……。そんなときに『大丈夫?』と声を掛けられたんです。そのひと言だけで泣きました。私はあまり泣くことはないんですけど」。
――誰に声を掛けられたんですか?
「杏ちゃん(山本杏奈)ですね。そのときの私は立ち位置も頭に入ってなくて、あたふたしていて、1回ミスると全部がダメになっちゃうんです。踊れてなくて『迷惑をかけちゃう』って、1人で心の中でめちゃめちゃ焦っていたのが、リーダーには見えていたんでしょうね。『やさしいな』と思いました」。
――苦しいときでも、自分のことを見てくれていたのは感動ですよね。
「嬉しかったです。(髙松)瞳も周りをよく見るタイプで、わかってくれていました。でも、それは1年くらい前の話で、今の私がテンパってたら『珍しいね』って笑われます(笑)」。
――それだけ余裕が出てきたんでしょうね。誰かの言葉に感動したことはないですか?
「座右の銘にしているのは『反省しても後悔するな』です。松岡修造さんの日めくりカレンダーに出ていて、いいなと思いました。イコラブに入る前から大好きだった言葉です」。
――そういう言葉が響く状況があったんですか?
「松岡さんはテニスプレイヤーだった方で、私もテニスをやっていて、反省はしましたけど、終わったことは終わったこと。後悔するより次に活かしたほうがいいと思いました」。
――今までで自分が成し遂げて感動したこと、達成感が大きかったことは何ですか?
「神奈川マラソンですね。初めてハーフを走って、後半はだいぶきつくて、ずっと『歩いたら終わり』という気持ちで走ってました。あと何キロという標識を見て『何分で着くだろう?』とか考えながら、ハーフマラソンって21キロではなくて、21.0何キロじゃないですか。あと1キロと思っていたら、もう少しあるという最後の最後まできつかったんですけど、ゴールした瞬間、達成感で『良かった』と思いました。タイムも2時間を切れたので」。
――次に目指していることもありますか?
「19歳になったので、いろいろな仕事に触れて、幅を広げたいと思います」。
――今でもだいぶ幅広いと思いますけど(笑)。
「もちろん料理とマラソンもやりつつ、ファッション系やモデル系の仕事もやっていきたいです」。
瀧脇笙古(たきわき・しょうこ)
生年月日:2001年7月9日(19歳)
出身地:神奈川県
血液型:O型
瀧脇笙古 個人Twitter
【CHECK IT】
2017年4月に指原莉乃がプロデュースするアイドルグループとして結成された=LOVEのメンバー。レギュラー番組「今こそ知りたい!めざせ!プログラミングスター」(BS日テレ/土曜10:30~)、ラジオ「イコラジ“RADIO=LOVE”」(文化放送 超!A&G+/土曜26:00~)が放送中。また、毎月「=PRESS」(弊社刊)を発売中! 11月25日(水)に8thシングル「タイトル未定」発売が決定! 10月24日(土)=LOVE ≠MEスペシャルコンサート 「24girls 2020」を開催!
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